2016年11月5日(土) ・6日(日) 京王プラザホテルにて 第46回日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会総会学術大会を開催致します。

第46回日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会総会学術大会

会長挨拶

川島 眞 第46回日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会総会学術大会
会長 川島 眞
(東京女子医科大学皮膚科教授)


 この度、第46回日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会総会学術大会を、2016年11月5日(土)〜11月6日(日)の2日間の日程で、東京都新宿区の京王プラザホテルにて、東京女子医科大学皮膚科学教室が主催して開催することとなりました。歴史ある本学術大会を開催させていただくことを大変光栄に存じます。


 大会のテーマは、「皮膚アレルギーが見えてきた」と致しました。近年の免疫・アレルギー学の発展は、皮膚アレルギー疾患の病態解明にも新たな展開をもたらし、さまざまな疾患においてその深奥が見えてきつつあります。また、生物製剤や分子標的薬による新たな治療法が乾癬、悪性腫瘍に適応され、その薬剤ごとのターゲットの違いによる治療効果の相違から、逆に発症病理あるいは腫瘍免疫が理解されるようになってきています。その新たな治療薬の流れは、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹という本学会の主要な対象疾患おいても、実臨床の場への登場がすぐそこまできていますが、その高い効果から関与するアレルギー機序の詳細がさらに見えてきました。


 そのような背景のなかでの本学会では、特別講演に近年の免疫学においてブレークスルーをもたらした制御性T細胞の発見者である大阪大学坂口志文先生をお招きしました。制御性T細胞を活用してアレルギーを制御できるかという夢のあるお話を皆様と共に拝聴したいと思います。そのほか、単にエネルギーの貯蔵庫と思われていた脂肪組織が炎症・免疫学的にもさまざまな機能を有することを明らかにした東京大学代謝栄養病態学門脇 孝教授、癌転移に関して注目される研究を発表されている東京女子医科大学薬理学丸 義朗教授に講演をお願いしました。シンポジウムとしては、「血管炎の診断と治療の未来像」、「分子標的薬・免疫療法薬による皮膚障害対策」、「皮膚アレルギーの発症予防」、「アレルギー・免疫の新しい視点からみた皮膚疾患」を企画しました。さらには、慢性蕁麻疹およびアトピー性皮膚炎治療法として画期的なものになるであろうと予想される薬剤に関しての最新情報を,Charité医科大学のZuberbier先生とSchleswig-Holstein大学のThaçi先生にご講演いただくこととしました。また、皮膚アレルギーを診療する基本手技であるパッチテストに関しては、新たな試薬の登場もあり、改めて若き皮膚科医に興味を持って取り組んでいただきたいと考え、ハンズオンセミナーも企画しました。


 東京の真ん中で、2日間皮膚アレルギーにどっぷり浸かってください。疲れた頭脳には、東京の選りすぐりのスイーツを準備します。また、日頃のストレス解消には美味しいお酒をたっぷりと用意しておきます。皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

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